髪質改善、ホームケア方法
髪質改善トリートメント後
自分でより持続させる為の自宅ケア方法
私は何人もの髪の毛を見させて頂く中で、よくこんなお話を聞きます。
「髪質改善トリートメント、すぐ落ちちゃった」
「私には相性が合わないのかな?」
いいえそんな事はありません!!!
確かに髪質に合った髪質改善メニューがご提案できなかったケースもあるかもしれませんが、自宅ケアが間違っている、抜けがある、そんな方が多いのも現状(*_*)
そこは私達美容師が正しいやり方をお伝えする使命がありますので、自宅で出来るホームケアの記事を参考にして頂けたら嬉しいです☆
【目次】
・なぜ自宅ケアをしないといけないの???
・正しい自宅ケア方法
・まとめ
なぜ髪質改善した後、ホームケアをしないといけない??
理由は1つ!
上質な髪質改善トリートメントより365日しっかり行うケアの方が勝るためです。

髪質改善トリートメント後は髪の状態かなり良いです。
ただその後、何もしなくてもサラサラツヤツヤがずっと続くのかといったらそれは別の話。
継続させるには自宅ケアで髪にダメージを与えずキレイな状態を維持させる必要があります!
正しいホームケア方法
①正しいシャンプーの方法
たかがシャンプー、されどシャンプー!
美髪を保つ土台づくりともいえるシャンプーは、基本のきです!
まずシャンプー前はブラッシングをしましょう。

髪についたホコリや汚れを取り除く他、頭皮をほどよく刺激し、少量のシャンプー剤で汚れを落とす役目を果たしてくれます。
目が粗く、先端に丸みのあるクッション性があるものがおススメですよ^ ^
その後髪を濡らす。ここで【point】になるのがすすぎです。

さらに髪をしっかり濡らすことで、8割程汚れは落ちちゃうんです(スプレーやWax、オイルなど油分系以外)
ここをしっかりやらないと、泡立ちの悪さ、汚れも落ちにくくなってしまいますのでご注意下さい!(コスパも良くなりますよ^_^)
ここからがいざシャンプー☆
1.シャンプーは手の平に取り少量の水で泡立てます


3.泡立ったら上から下ではなく【下から上】に向かうように指の腹で頭皮を洗います
・爪で洗ってしまうと頭皮を傷つけてしまうのでやらないようにお願いします!!
・ネイルをしている方は市販で売っているシャンプーブラシなどでマッサージする様に洗ってあげると◎
※洗うのは髪ではなく頭皮です
4.最後の流しもとても重要
シャンプーが残らないようにしっかりと流してください。頭皮の痒みやフケ、ダメージにも繋がります。
この時注意したいのが、内側の流し残しになります!しっかりとお湯が行き届くようシャワーヘッドを頭皮に近づけ、毛の流れに逆らって流してみてください*

これら4つの事に注意しながら是非洗ってみてくださいね^_^
②インバス(洗い流す)トリートメント
ご存知ですか?
トリートメントとコンディショナー、実は効果がまったく違う事を。
トリートメントは【内部に栄養素をいれて】修復していくもの。
コンディショナー(リンス)は油分系の膜で【髪の毛の表面】をコーティングして保護していくもの。
なのでつける順番としては、
トリートメントで内部修復をしてからコンディショナーで膜をつくってバリアするのが効果的ですね☆
正しいトリートメント方法
1.しっかりと水分をとる
2.耳下〜毛先にトリートメントをつける
3.しっかりととかす
4.時間を置く
5.しっかりと流す
(これよりお伝えさせて頂く事はスタンダードな使い方。
お使いのケア品に使い方が記されている場合はそれに沿ってお使いくださいね^ ^)
1.シャンプーを流し終わった後にしっかりと髪の毛の水分を絞ります(タオルドライまでしなくてもOK)
髪に水分が残った状態でトリートメントを付けても髪内部に浸透できる量には限界がある為、トリートメントの入る隙間を作る為にもしっかりと絞りましょう☆

2.トリートメントをつけます
髪の長さや量によってつける量は変わってきますが、1プッシュ〜2プッシュくらいの量をとり、髪の耳下〜毛先にかけてつけます。
この時、頭皮や根本にはつかないようにしましょう!!
詰まりによる毛周期の乱れ、痒みの原因になる可能性があるからです⚠︎

3.ウエットブラシでコーミング
しっかりととかすことで全体に馴染み浸透しやすくなります。

4.時間を置く
ここで5分程時間を置いてあげるとしっかり内部に浸透するのでなお◎
5.流し
効果の半減を気にして流しを簡単に済ませてしまう方も少なくないですが、
効果がなくなることはありませんので
ぬめり気がなくなり、しっとり感が残るくらいまで流してくださいね♩

③アウトバス(洗い流さない)トリートメント
さあこれで最後ですね^ ^
洗い流さないトリートメントは、ドライヤーからの熱、寝る時の枕の摩擦等から髪を守ってくれる役割があります*
種類もいくつかあり、
1.ミストタイプ
2.クリームタイプ
3.オイルタイプ
髪質に合わせて使ってあげると尚効果的です^ ^

1.【ミストタイプ】は髪の細い方や、ハリコシの少ない方に合います。
軽い仕上がりが特徴で、さらさらした質感になります。
2.【クリームタイプ】は髪の毛が太い方や広がりが気になる方に合います。
柔らかな質感になるのが特徴で広がりを抑えられ、ちょっとしっとりするのが特徴です。
3.【オイルタイプ】は癖毛やツヤを出したい方におすすめです。
少し重みもあり、コーティングしてツヤ感が出やすくなるのが特徴です。
◼︎使い方
髪の水分をタオルドライでふきとり、
手にとったら耳下〜毛先中心にしっかりと付けます。

(※最初に根元からつけてしまうとベタつきや重くなりやすいので注意してください)
乾かした後にも物足りなさを感じる方は少量プラスしても有り*
ですがその場合そもそもの効力が物足りない可能性もあるので物を変えてみるのも良いかもしれませんね。
またこの3タイプをミックスして使ってあげてもより効果的♩
・ダメージタイプ→ミルク+オイル
・乾燥毛→オイル
・剛毛→クリーム+オイル
・細毛→ミスト
・くせ毛→ミスト+オイル
まとめ
髪質に合わせた選び方、使い方でより効果が出ますので、是非参考にしてみて下さいね^ ^
この記事を書いた人
髪質改善トリートメント専門店 リー東京【深谷里穂】
髪質改善のプロとして、年間1500人以上お客様を担当。
女性ならではのお客様に寄り添った接客と、美意識の高い知識から様々なお悩み
を解消するスペシャリスト。
