髪の毛の成分
髪の主成分
「ケラチン」と「セラミド」の役割とは?
美髪のための徹底解説!

【目次】
・髪の毛の成分「ケラチン」と「セラミド」とは何か?
・ケラチンの役割|髪の強度や弾力を決める重要成分
・セラミドの役割|髪の潤いを守る保湿成分
・ケラチンとセラミドを補うヘアケア方法
・まとめ|美髪には「ケラチン」と「セラミド」のWケアが必須!
髪の毛の成分「ケラチン」と「セラミド」とは何か?
髪の毛は約80~90%が「ケラチン」というタンパク質でできています。そして、そのケラチンを守り、髪の潤いを保つ役割を果たすのが「セラミド」という脂質です。美しい髪を維持するためには、この2つの成分を理解し、適切にケアすることが重要です。
ケラチンの役割|髪の強度や弾力を決める重要成分

ケラチン(Keratin)は髪の主成分であり、健康的な髪の強度や弾力を維持する役割を持っています。(例)お肉で例えると赤みの部分
ケラチンの特徴と働き
- 髪の毛の約80~90%を構成し、ハリ・コシ=強さ・弾力が決まります(元々個人差もある)
シスチン結合によりストレート・カールなどの髪質を形成(コテ巻きやパーマの持ちが悪い人はケラチン不足)
ダメージを受けると流出し、パサつき・切れ毛・枝毛の原因に(一度枝毛になったらカットするしかありません…)
▶ ケラチンが不足すると…
紫外線・熱・摩擦・ヘアカラー・パーマなどのダメージによってケラチンが失われると、髪が弱くなり、ツヤがなくなるため、しっかり補給することが大切です。
セラミドの役割|髪の潤いを守る保湿成分

**セラミド(Ceramide)**は、髪のキューティクルを補修、水分を保持する働きを持つ脂質です。(例)お肉で例えると脂の部分
・セラミドの特徴と働き
キューティクルを補修し、バリア機能を強化(足りないとパサパサになります)
髪内部の水分を保持し、潤いとツヤをキープ(保湿するとしっとりします)
外部ダメージ(紫外線・摩擦・熱)から髪を守る(セラミドが足りないとキューティクルが剥がれるので単純にダメージに繋がります)
▶ セラミドが不足すると…
キューティクルが剥がれやすくなり、髪内部の水分が逃げてしまうため、乾燥・広がり・ごわつきの原因になります。
ケラチンとセラミドを補うヘアケア方法

✔ ケラチン補給のポイント
食生活を見直す→高タンパク食品(肉・魚・卵・大豆)を摂取して体の内側から補給。また、添加物などを極力摂取しないようにする。
ケラチン配合のシャンプーやトリートメントを使用する事で、外的にケラチンタンパク質を補充する。
ドライヤーやヘアアイロンの熱ダメージを防ぐため、適切な温度設定(140°以下)とヘアミスト(オイル)を活用
✔ セラミドを守るポイント
洗浄力の強すぎない良質なシャンプーを使用
セラミド配合のヘアオイルやトリートメントで保湿ケア
タオルドライ時の摩擦を軽減し、優しく水分を取る
✔︎どんなシャンプー・トリートメントを使ったら良いか知りたい方は
【髪質改善美容師が選ぶ】本当に良い、おすすめシャンプー&トリートメント5選をチェック!
まとめ
美髪には「ケラチン」と「セラミド」のWケアが必須!

美しい髪を保つには、髪の主成分である**「ケラチン」をしっかり補給し、髪の水分を保持する「セラミド」**を守ることが大切です。
ダメージを最小限に抑えながら、適切なヘアケアを取り入れることで、ツヤとハリのある美髪を目指しましょう!
イメージは霜降り肉の状態を目指しましょう。
この記事を書いた人
髪質改善トリートメント専門店 リー東京【高橋 知裕】
美容師歴20年、代官山、恵比寿エリアにある髪質改善トリートメント専門店リー東京。安定した高い技術力で多くのお客様から支持されています!
健康で綺麗な髪の毛になりたい方の為のスペシャリスト。
